バスケや野球にテニスやサッカーなど、走り回るスポーツで一瞬の気の緩みが怪我に繋がります。小石やボールなどを踏んで想定外の力がかかると起こりやすい捻挫。足首が腫れるけど出血しているわけではないので冷やせば大丈夫! と思っていても、目に見えない怪我をしているのです。
捻挫は突然やってくる
主に多く見受けられる箇所は、外くるぶしの下あたりに生じる痛み。スポーツなどで足首をひねった際に靭帯を伸ばしてしまうことが多いです。その他にも階段の踏み外しに、パンプスやサイズの合わない靴などを履いている際にバランスを崩し足首をひねる場合もあります。気をつけていても、疲れているときに「ぐりっ!」といってしまうのです。
捻挫の分類
捻挫とは、各関節を支持している靭帯が損傷することをいいます。足首の捻挫は大きく3つに分類されます。
1度損傷:前距腓靭帯の部分損傷
完全には靭帯が損傷していないが、場合によっては腫れたり、痛みが強く歩くことが困難な場合もあります。
2度損傷:前距腓靭帯の完全損傷
完全損傷の場合、痛みが著しく強く出るため、腫れは勿論のこと、歩行しなくても痛みが生じる場合があります。
3度損傷:前距腓靭帯、踵腓靭帯の完全損傷
足首の重要な靭帯2本の完全損傷になりますので、痛みの他、足首の不安定に感じることがあります。
※1度損傷と診断されても、1度伸びてしまった靭帯は完全に元の機能に戻る事が難しいため、軽い捻挫だと思い数日、放置した場合関節が緩くなるので、つまづきやすくなります。
捻挫をしてしまったら
捻挫をした場合は、まずは氷で冷やし安静にしましょう。それでも痛みが収まらないようでしたら医療機関で検査してください。
温める行為は逆効果ですので絶対にやめてください。
からだ元気整骨院・鍼灸院では
最初は、炎症反応を抑えるためにマイクロカレント(微弱電療)+アイシングを行ないます。場合によっては、腫れを落ち着かせるために鍼施術も行う場合もございます。その後、包帯やテーピングなど固定材料を使用し患部が動かない様に固定+圧迫を行ないます。
痛みが落ち着き順調に回復しても、足首や靭帯周りの筋肉が落ちているのでリハビリが必要です。そうすることで再度捻挫を起こす予防になります。からだ元気整骨院・鍼灸院では、家でできるセルフケアの指導もいたします。