お灸

もぐさ

お灸の原料となっているのは「もぐさ」です。もぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い絨毛を精製したものです。火をつけて、もぐさの熱で温めることで人間の自然治癒力を高めてくれます。お灸は、その温熱刺激で皮膚の温度受容器を通し交感神経を緩める作用があるとされています。

どんなときにお灸の効果はある?

血行が良くなり冷えの改善に効果

お灸は、筋肉の硬直、血管の収縮によって起きた体温低下に対し、温熱刺激を与えることにより筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。すると、細胞が活性化されリンパの流れが改善されるため、むくみの解消にもつながります。血流の改善・促進は疲労物質の回収、酵素・栄養分の補給も同時に行うので、冷え性の予防にもなるのです。
この他にも、肩こり、腰痛、眼精疲労、不眠、ストレスなどの体のさまざまな症状改善にも期待できます。

鎮痛・リラックス効果

もぐさ有効成分にチネオールという精油成分があります。この成分は、消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用などがあります。お灸で皮膚表面を温めることにより、この成分が体の内部に浸透していくため痛みを和らげるなどの効果が期待できるのです。
また、もぐさの匂いにはリラックス効果もあります。

猫

からだ元気整骨院・鍼灸院の施術

台座灸

台座灸といって、もぐさを和紙で包んでパルプの上に載せたもので、燃えているもぐさが肌に直接触れることがないので火傷をする可能性も少ないです。また、熱さもほんのり温かいものから段階別に取り揃えていますので、患者さんの反応に合わせて使い分けています。このほかにも、花の香り、緑茶の香りなどまるでお香を焚いているような女性向けに香りを楽しむお灸などもあります。
そして、普段の日常生活で取り入れて頂きたい運動なども一緒に指導させて頂きます。