四十肩・五十肩

肩の痛み

四十肩・五十肩とは、腱板損傷や石灰沈着性腱板の様に原因がはっきりピンポイントで分かる疾患とは異なり肩甲骨周囲炎の総称のことをいいます。
また四十肩・五十肩はその字の通り年齢痛み運動制限の3つがキーワードとなります。

可動域が広い肩関節

骨格

肩関節は構造的に別名“球関節”といわれ、あらゆる方向への可動が可能です。しかしその広い可動域は、脱臼のリスクも多く脱臼癖が付きやすいデメリットもあります。
肩関節は体幹にぶら下がっている関節であり、様々な筋肉が付着し作用し合っています。その様々な筋肉の中で最もポイントになるのがローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)と呼ばれ内回し、外回し、内転動作、外転動作の主動筋です。

また肩甲骨も肩関節の多動運動にはとても重要な働きをします。例えば腕を30°挙上させる場合は肩関節のみが単独で働きますが、30°以上の挙上は肩甲骨と一緒に連動して動きます。この連動性を「肩甲上腕リズム」といいます。
猫背の姿勢や肩周りの筋肉のコリでこの連動動作がうまく作用しないと、肩関節に掛かる負担が増加し四十肩・五十肩の発症リスクが高まってしまいます。

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当院ではそんな四十肩・五十肩の痛みの根本施術はもちろんのこと、リスク管理や肩甲上腕リズムを促すトレーニングをご提案させていただきます。
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